StudieBlogのわりには色気も素っ気もない本日の画像は(^0^; 自動車の運動3要素『走る・曲がる・止まる』の中で最も大事な『止まる』を担当するブレーキのアップ。
コレがキチンと働いてくれなきゃ、どんなにパワーがあってもトルクがあっても、クルマを決して速く走らせる事が出来ない重要Pointなのは、今更ボクが言うまでもありませんね。もしブレーキが効かなきゃ、クルマは大抵エライ事になるってのは小学生でも知ってる常識でございます。
で、この画像のブレーキ、よぉ~っく見て頂くとパッド残量があんまりないのが分かりますね。このクルマの場合、すでにパッド残量警告が点灯してますから、パッド残量は3mm以下(警告灯は残量約3mmの時点で点灯しますので)、もうそろそろパッドを交換しなきゃいけない時期を迎えているブレーキという事になります。
新品パッドの摩材(ブレーキディスクを挟む部分)は、大抵10mm~13mm程度厚みがありますから、そこから考えると3mmあればもう少し使えそうなのに、なんだか早々と警告灯が点いて損してる様な気もしますね(=_=)
しかし この警告灯、単にメーカーがパッドをたくさん売ろうとか、早めの警告で安全を図るとか言う意味ではありません。実はパッドが本当に寿命を迎えてるから点灯しているんです。
と言うのも、パッドって残量が3mm残っていればそれがそのまま使える部分という訳ではなく、実は3mmの内1.2mm前後は摩材と裏板をガッチリ密着させる為のつなぎの部分で、制動力を発生出来る部分じゃないんです。
って事は残量の警告が点灯した時点でパッドの残りは3mm-1.2mm=2mm弱しか残っていない事になりますね。 試しに定規で2mm弱を確認してみて下さい。結構薄いですよねぇ(^0^; 。
しかも、ブレーキって運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置ですから、パッドが減って熱容量が小さくなると摩耗のスピードもどんどん早まる特性があります。 それを考えると3mmで警告灯が点くのも納得。早くパッドを替えましょう! って話になるのは、なおさら納得できる話だと思いませんか?
と言う事で、皆さまもブレーキの警告が点灯したらなるべくお早めにパッドの交換を。
ボクも320iのパッドを早々に交換しようと思いまっす!
って、320iのブレーキだったんかい(*0*; ズコっ=3
エブリデーtwitちゅうでっす!!
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