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2011年5月29日

きょうはメンテのお話を

Dsc_6355 昨日は久しぶりにタイヤを換えた話を書きましたので、今日も久しぶりついでにメンテのお話などを一つ。

画像はメンテMENUの中で最も作業回数が多いItemのタイロッドでございます。これまでも何度かご紹介してますから、覚えてる方もきっとたくさんいらっしゃいますよね。
コレ、ギアBOXを介して伝えられたステアリングの動きを最終的にタイヤに伝える部品で、BMWらしいハンドリングを実現するのにはコンディションのキープが欠かせない部品の一つです。
構造としては、フロントタイヤの様々な動きに対応する為、人間のヒジの様な関節(ジョイント)を有するのですが、その関節部分がウイークポイント。一定の距離を走ると、構造上その関節(ジョイント)部分にかかるストレスでガタが出て、交換が必要になってしまいます。
で、コレがダメになるとどうなるかと言うと、まずはステアリング操作に対するクルマの反応がピタっピタっと決まらなくなる。そしてさらによろしく無いのがギアBOXへの悪影響。ジョイントのガタを放置していると、路面からのキックバックが直接ギアBOXにガツガツ入り、僕らの想像以上に精度が高いギアの当り面までもをダメにしてしまいます。ギアBOX内のギアの当り面が悪くなるとどうなるかは想像がつきますよね。
えぇ、ステアリングがふらふらする何ともBMWらしくないクルマになっちゃう訳です(=_=)。いやですねぇ、BMW最大の美点を失ったクルマ。そうなっちゃうと、もうBMWじゃなくて元BMWと言っても間違えじゃないかもしれません。
しかも、ギアBOXがダメになると、元のハンドリングを取り戻すには、ギアBOXそのものを交換しなきゃなくなりますから、これまたタイロッドどころではない費用がかかってしまいます。
う~ん、なかなか恐ろしい話ですねぇ(-_-)。
と言う訳で、タイロッドのガタの放置はハンドリングの悪化のみならず、本来であれば劣化する筈のない部分までダメにしてしまいます。
BMWをBMWらしく楽しむ為、ひいては余計な出費をかけない為にも、マメなメンテをお願いします(^0^)
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