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2019年2月16日

フルードの話のつづき。

_DSC2466.jpg 

大事な事なので一昨日のBlogの続き書きますね。

なぜ、ブレーキフルードの定期交換が大事なのか?

 

理由は明快。

古くなって湿気(水分)を吸ってしまったブレーキフルードは

ブレーキで発生した熱によって沸騰しやすくなってしまうからなんです。

 

ブレーキは

ペダルの踏力(圧力)をブレーキフルードがブレーキキャリパーのピストンに伝えて

ピストンがブレーキパッドを押してディスクを挟むことで制動力が生まれる仕組み。

 

圧力を伝える役割のフルードが

パッドとディスクで発生した熱に晒されて沸騰してしまうと

ブレーキフルードの中に気泡が発生してしまい

ドライバーの踏力(圧力)をキャリパーに伝えられなくなる為

ブレーキを踏んでも全く効かなくなってしまうんですね。

 

この現象が教習所で習った『ベーパーロック』です。

 

BMWならキチンとフルードを交換して普通に乗っていれば

ほぼ起きる心配がはありません。

しかし、湿気を吸ったフルードの場合は

著しく沸点が下がってしまうので

ビックリするほどこの『ベーパーロック』発生のハードルが下がります。

 

とは言え

普通に乗られるのであれば2年に1度だけ

サーキットを走られる場合は走った都度

これだけ守って頂ければ怖いことはありません。

 

しっかりメンテで安心してドライブを楽しみましょーっ\(^0^)/