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2013年12月20日

今日は直噴に絞ってまいりましょう♪

スクリーンショット 2013-12-20 14.31.02.png 

さて、今日も昨日のS.i.Cの続きを一つ。

 

昨日のBlogアップ後

Facebookの方に社長からも

『直噴には特にオススメですよ』

のコメントがありましたので

今日はその辺に関して

もう少し掘り下げてみようと思います。

 

で、直噴エンジン。

 

昨日も書きましたが

特にインジェクター先端への

カーボン堆積がけっこうな問題でして

これは皆さんがきっと想像されている以上に

意外と厄介な問題なんでございます。

 

というのも直噴エンジンっていうのは

そもそもが煤を多く出してしまうエンジン方式。

2~3日前のニュースでも取り上げられていましたが

従来のポート噴射よりも約10倍程度(@0@;も

燃焼時に煤を生成してしまう特性がありまして

その煤はシリンダー内で生成されるのに

インジェクターもシリンダー内に顔を出しているから

さぁ、大変(*△*)

 

ただでさえ

エンジンの圧縮がとても高く

ガソリンを霧化させるのが難しいところを

多孔式というノズル方式を採用して

何とか燃焼に適した状態にしているのに

その自慢のノズルがカーボンで塞がれるから

いくらがんばってもキレイに霧を吹けなくなって

ますます煤(カーボン)が出る様になっちゃうんですねぇ。

 

そうなってしまうとS.i.C以外の方法で

インジェクターからカーボンを除去する事は至難の業。

 

例えば

サーキットで全開走行を長く行うとか

高速等で高回転を維持して数時間走る

とかでシリンダー内を高温にして

ガソリンと一緒に煤(カーボン)を焼いてしまわない限り

キレイになる事は基本的にありませんから

エンジンはいつまで経っても何Km走っても

パフォーマンスダウンした状況を脱する事は出来ません。

 

イヤですねぇ

エンジンの気持ちよさが命のBMWなのに(^0^;

 

とココまで書きましたところ

今日も結構長くなしましたので続きはまた次回。

 

そろそろコストパフォーマンスの良さもご紹介したいと思います♪