今日は直噴に絞ってまいりましょう♪
さて、今日も昨日のS.i.Cの続きを一つ。
昨日のBlogアップ後
Facebookの方に社長からも
『直噴には特にオススメですよ』
のコメントがありましたので
今日はその辺に関して
もう少し掘り下げてみようと思います。
で、直噴エンジン。
昨日も書きましたが
特にインジェクター先端への
カーボン堆積がけっこうな問題でして
これは皆さんがきっと想像されている以上に
意外と厄介な問題なんでございます。
というのも直噴エンジンっていうのは
そもそもが煤を多く出してしまうエンジン方式。
2~3日前のニュースでも取り上げられていましたが
従来のポート噴射よりも約10倍程度(@0@;も
燃焼時に煤を生成してしまう特性がありまして
その煤はシリンダー内で生成されるのに
インジェクターもシリンダー内に顔を出しているから
さぁ、大変(*△*)
ただでさえ
エンジンの圧縮がとても高く
ガソリンを霧化させるのが難しいところを
多孔式というノズル方式を採用して
何とか燃焼に適した状態にしているのに
その自慢のノズルがカーボンで塞がれるから
いくらがんばってもキレイに霧を吹けなくなって
ますます煤(カーボン)が出る様になっちゃうんですねぇ。
そうなってしまうとS.i.C以外の方法で
インジェクターからカーボンを除去する事は至難の業。
例えば
サーキットで全開走行を長く行うとか
高速等で高回転を維持して数時間走る
とかでシリンダー内を高温にして
ガソリンと一緒に煤(カーボン)を焼いてしまわない限り
キレイになる事は基本的にありませんから
エンジンはいつまで経っても何Km走っても
パフォーマンスダウンした状況を脱する事は出来ません。
イヤですねぇ
エンジンの気持ちよさが命のBMWなのに(^0^;
とココまで書きましたところ
今日も結構長くなしましたので続きはまた次回。
そろそろコストパフォーマンスの良さもご紹介したいと思います♪