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2008年8月 1日

良いんだなぁ、コレが(^_^)

Dsc_1558 エンジン同士でもガソリンとディーゼルそれぞれに得意分野がある様に、サスペンションのダンパーにも形式それぞれ得意分野があります。
例えばSachsに代表される複筒式は、低フリクション構造がもたらす、わずかなストロークから立ち上がる減衰や路面追従性の高さが最大の利点。いわゆるしなやかで誰にも好かれる乗り味の形式ですね(^_^)。対するBilsteinに代表される単筒式は、高圧ガス+フリーピストンがもたらす伸び・縮み切替の速さや大入力時の減衰の安定性が最大のウリ。カッチリとした乗り味・動きはスポーツ走行等に適した形式と言えます。
画像のクァンタムはその両者の良いトコロを併せ持ったダンパーの一つ。リザーバー(別タン)付きのこの形式の場合、ガス室とダンパーが別構造の為、微小域での減衰の立ち上がりや乗り味は複筒式に比肩し、大入力時はリザーバーのガスがそれを受け止め単筒式に勝る安定性を発揮。言わばに求められる性能全てを持つパーフェクトなダンパーなのであります。Price的にはチョットお高めの部類ですが、M乗りの方を中心にバシバシ出てるのも納得ですね。サイコーのアシをお求めの方には絶対にオススメの逸品でっす(^0^)/