シボ一つとっても
9月頭から始まった今年最大のイベントシーズンもついに終了。ここ2~3日でsendai店もようやく落ち着きを取り戻し、久々にクルマの勉強を再開しました(と言っても本を読んでいるだけですが(^_^; )。それにしても知れば知るほどクルマ作るのって、想像以上に大変な作業なんですねぇ。例えばインテリア一帯にさも当然の如く刻まれているこのシボ。昔の鋼板のインテリアならビニールレザーを貼ってハイ完成!って作業だったところが、現在の樹脂製一体モノの内装では、実際の皮のシボを写し取る→写したシボを極々細かいところまで手修正→金型に転写→複数回のエッジング加工→シボ入り金型完成!となる訳でありまして、それはそれは複雑かつ重箱の隅をつつく作業の連続で出来るシロモノなんであります。単に内装の模様だけでもこの調子ですから、ボディやアシ周り、駆動系においてはもう想像すら出来ない次元の話ですね。いやはやクルマって奥が深くてホントすごいっす。